【未上場】バイオセレンタック株式会社

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株式会社 バイオセレンタック

バイオセレンタック

DDS関連の会社です。 京都薬科大学の高田元教授が薬物動態や製剤技術、ドラッグデリバリーシステムに関する研究成果を実用化するために2001年に起業されたとのことです。

 

技術についてみてみると、「自己溶解型マイクロニードル」や「消化管粘膜付着性貼付システム」、「長時間徐放性三層マイクロカプセル」などの項目が挙げられています。クスリの容器がゆっくり解けていくことによって、長時間にわたってクスリを徐放することが出来ますね。

患者さんは医療機関に行く回数を減らせるなどのメリットがありますね。このような物理的な方法によるドラッグデリバリーは、かなり実用化が期待できる領域だと個人的に考えています。既存の薬剤をいかに上手にデリバリーするか、という研究です。

と、技術の内容はこのくらいにして、驚いたのはここからです。

 

実は、ホームページ自体はシンプルで、資本金も小さい会社だなーと思っていたんです。ところが、NEWSを見て驚きました。

2014/6/26
(株)バイオセレンタックの溶解性マイクロパイル技術を用いて糖尿病治療薬リキシセナチド(GLP-1受容体作動薬)のパッチ型製剤の創出に向けてサノフィ株式会社と提携しました

 

サノフィ株式会社ですか!!メガファーマじゃないですか!!日本のバイオベンチャーでメガファーマと提携しているバイオベンチャーって、ペプチドリームとか、そーせいとかくらいしかパッと出てこないんですが!!

もちろん、提携といっても、色んな契約があると思います。ですので、一概には言えませんが、もしかしたら、大化けする可能性がある会社かも!なんて、色めきだってしまいました。株式を上場しているバイオベンチャーだったら、3日間はS高が続いてしまうレベルだと思います。

後から調べたら、メディカルジャパン関西にも出典していたようですね。日本には、色んなシーズが眠っていると思います。素晴らしい技術であれば、国内の製薬会社も是非導入して欲しいですね!

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