ワクチン「物流」銘柄について考えてみる

世界中で、数社がコロナウイルスワクチンについて、大規模な臨床試験を終え、良好な結果を得ているところが出てきました。日本政府も製薬会社との契約を締結済みとのことですので、順次ワクチン接種が始まるモノと思いますが、そこでネックになるのが輸送ですね。ワクチン種類とか細かい話置いといて、今回は輸送についてのみブログを書いてみようと思います。

【運ぶ】
海外にモノを送るって言うのは、けっこう仕事でやったことあるんですけど、留置される場所に冷蔵庫がないとか、いろいろトラブルは発生しがち。キチンとバックアップ体制がとられていることが重要ですね。

一時、バイオ系展示会が輸送会社の展示で溢れたことがあったのですよ。再生医療用途で、細胞を冷凍しながら運ぶ必要があると読んだ業者さんが、特殊コールドチェーンによる輸送の提案を行っていました。今は下火になってるとは思いますけど。今回、そのときのノウハウが活用されれば良いですけど。

【保管】
保管にはフリーザーが必要ですね。通常のフリーザーと言えばマイナス30度、大事なサンプルだとディープフリーザーと呼ばれるマイナス80度、それより大事なものだと、液体窒素中に保管するイメージ。メーカーと言えば、日本フリーザー、福島工業なんかもあるけど、やっぱりメジャーなのはPHCかな。PHCは、サンヨー→パナソニックと来て、外資に買収されちゃったんだよね。ちょっとかなC。冷凍庫メーカーで上場してるかどうかはちょっと調べてないや

とはいえ、電源必要な冷凍庫を発電機と一緒に運ぶかどうか、私は現場知らないのでなんとも言えず。インフルエンザワクチンみたいにクリニックみたいなところで接種できるなら、そこにも冷凍庫を設置せななりませんが、そんなに安いものでもないので、即購入!となるかどうか。どうなるか興味深いですね。案外デュワー瓶が売れたりして。

【銘柄】
最終的に輸送に関しては、信頼できる会社一択になってしまうと思うんですよね。百花繚乱の安価な業者で対応できる案件ではないかな、と。そうすると医療卸大手のメディパルとかアルフレッサとか、そういうところにかかる期待が大きくなる。。。ような気がしていますが。

【まとめ】
緊急事態ですので、超絶冷凍保管のワクチンでも必要な訳ですが、将来的には、冷蔵保管が可能なワクチンが早くできると良いですね。それと同時に、物流って言うのも、歴史に残る発明だったんだなーってつくづく思います。このコロナでヤマトの業績が良かったのは、とても良かったと思います。引き続き頑張って欲しい。

最後に、このコロナウイルス尽力くださっている医療機関の皆様に御礼申し上げ、ブログを終わることといたします。

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