前回に引き続いて、最近の投資基準についてです。今回は一般論だけでなく、バイオ株投資専用という事になりますが。
結論から言うと、自社でP3の臨床試験をやっているバイオベンチャーと、P2でちょっとでも気になる結果が現れた後に、P3に乗り込むパイプラインは、正直成功の確率が低い…。今年だけで、アンジェス、ナノキャリア、アキュセラ、メドレックスと続いてしまいました。ここまで続くと、もはや偶然ではないのかも…と思います。
原因は、治験の内容がまずかったのか、あるいは、ノウハウ不足だったのか…。全世界的にP3の失敗は続いているようで、こないだはリュンドベックと大塚製薬のコンビも失敗していたような…。。
そんなこともあり、臨床治験というものはベンチャー企業の範疇から外れる仕事になるのかなーと。当たり前の話しと言えば当たり前の話ですが。
そーせいさんも、パイプラインの安売りと言わず、早めの導出をしてくれた方が、リスクの分散という事で、いい面もあるような気がする今日この頃です。
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