今日はバイオセクター絶好調だったみたいですね。もしかしたら、オンコセラピーサイエンスのこのIRに刺激されたのかも??
このブログ的には、日本の中村祐輔 シカゴ大学教授が発見して、Science Translational Medicine詩に公表されたということに注目したいですね。何度もブログ中で言っているように、日本のバイオベンチャー企業の大活躍が見たい!ということで、ブログを細々と更新しております。
これ、分子標的薬ってことで、ファイザーのザーコリ(クリゾチニブ)クラスの一大製品になる可能性まであるような気がしてきました。
ザーコリに関してはこちらのファイザーのリンクが詳しいですね。
ファイザー社、FDAよりXALKORI® (一般名クリゾチニブ)の承認取得
-ALK融合遺伝子陽性の局所進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)に対する
世界初にして唯一の治療薬
ザーコリの開発に関わる話として、面白い話がこちらのリンクにまとまっています。
インタビュー 自治医科大学 教授 間野博行 氏
がん治療新時代 新手法で原因遺伝子を特定
原因遺伝子の発見から、治療薬の承認までわずか4年で達成されたというのが、大変驚きなところです。
なぜ、アメリカのファイザーが開発しているのか??なぜ日本の製薬企業から実用化されなかったのか?なーんて言いたくなってしまうところはあるのですが、どの会社も後発品の開発を行っていることでしょう。ザーコリは、それほど目覚しい効果のある分子標的薬だそうです。
分子標的薬っていうのは、適応のある患者さんについてはものすごく効果の高いクスリらしいですね。ただし、適応のある肺がん患者さんっていうのは、全体の中でも少ないという話も。日経新聞主催のバイオベンチャー企業主催の投資説明会で、キャンバスの 河邊 拓己社長のプレゼンの中にあった気もしますが。
今回のオンコセラピーサイエンスのIRは、新しい機序の分子標的薬が生まれる可能性があります。日本からブロックバスターが生まれる瞬間が見てみたいですね。
最後に、私のオンコセラピーサイエンスのトレードに関する思い出を書いて終りにします。
一時はオンコセラピーサイエンスで、だいぶ稼がせてもらったものですが、昨年、ひどく株価が下がってしまってました。1年近く塩漬けにしてたんですが、今年の7月、出した利益と相殺するために、全部売却してしまいました。
今日の買いの凄さは半端ではなかったですね。。。家に帰ってきてIRをしっかり読んでみたら、その理由もなんとなくわかりました。
参入するかどうかは別として、要注目です。
バイオベンチャー投資をするとき、覚えておきたいこととしては、将来、大きな夢があるIRのときが一番株価が暴騰しますね。
将来見通しとかが立つと、良IRでもあまり株価が伸びないこともあります。
久しぶりにまじめに更新した気がします!これからもがんばって更新していきたいですので、よろしくお願いいたします!
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