【未上場】青森県八戸市 株式会社 抗菌研究所

久しぶりに未上場企業についてのブログを。

今回は青森県八戸市に本社を置く「株式会社 抗菌研究所」という企業について調べてみました。いわゆるバイオテクノロジーとか創薬ベンチャーでは違いますが、「ナマモノ」を使うテクノロジーということでお付き合いいただければ幸いです。

メイン製品はホタテ貝殻を微粉末にした「スカロー」という食品添加物・抗菌剤のようですね。詳しい説明はこちら。抗菌消臭剤をいろんな樹脂とかに練り込んだ機能性フィルムなどの素材を作れるとのことです。そのほかにも生分解性マルチシートの開発など、魅力的な製品がたくさんあるように思えます。

きっと青森県でとれるホタテの食品加工後の貝殻を使ってるんでしょうね。廃棄物から何かを作り出すっていう研究開発にはロマンを感じますね、凄い自分好みです。そのほかにもニワトリの卵殻からも抗菌消臭剤を開発したとか。日刊工業新聞の記事を見つけました。こちらも是非ご覧下さい。

抗菌研究所、ニワトリの卵殻から抗菌消臭剤−廃棄企業に回収呼びかけ

地方創生とかよく言いますが、技術開発によって新しい製品を産み出し、新たな雇用をつくっていって欲しいものです。政府の寄付金とかで地方創生とかしようとしても失敗しまくっているイメージで、偽物だと思ってますし。そういう観点でも、青森県八戸市という地方に本社を置くあたり、凄く魅力的な企業に見えます。設立も2009年と新しいですが、社員は既に70人。成長速度が早いんじゃ?って期待しています。

と色々調べているうちに、裁判が。。。相手は同じホタテの貝殻を建材や除菌消臭剤に応用する株式会社 チャフローズコーポレーションでした。原告である株式会社 チャフローズコーポレーションの請求が棄却された模様ですが。。。やはり商売は厳しいですね。私はどちら側の肩を持つ訳ではないんですが、製品群について住み分けて特長を生かし合って両社成長してもらいたいと思っております。

今回のブログを読んで、実際にこれらの製品を採用してみたいと思われた方はいませんか?農家の方など。。。生分解性マルチシートなど、凄く良い製品に見えます。。。こういった新しい製品のPRになれば、と思ってブログを書いております。御一考くだされば幸いです。

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