メドレックスのブログで書いたんですけど、お薬ほ包材のまま飲み込んでしまう！っていう事故について、思い出した会社があるので、ブログを更新しようと思います。この類の事故、正確には、「PTP包装誤飲事故」って言うみたいですね。これに取り組んでいるのが、株式会社モリモト医薬っていう会社です。
株式会社 モリモト医薬
色々な事業があるようですが、まず、「ESOP」という、簡単に取り出しやすいお薬の包装についてまとめてみようと思います。私は、お年寄りの誤飲事故の問題だけ記憶してましたけど、子供にも当てはまるんですね。この包装の特長は、「識別性」「保護性」「開封性」「携帯性」「安全性」に優れており、Seal & Fold技術（弱シール部）により、お年寄りには開けやすく、子どもには開けにくいことに配慮した形態となっているそうです。バーコードをつけることも出来、誤調剤も防止できる効果があるとのことでした。コピペに近いけど、大丈夫かな。
お年寄り、手が震えるなど、普通のお薬が扱いにくいという問題があるんですね。確かに、普通のお薬の金属の包装って、小さいし、大変かもしれない。高齢者には高齢者独特の問題があるんですね。こういうことは、やはり、現場を知り尽くした人間じゃ無いとわかりません。モノの開発に携わる私も学ぶべきポイントだと思います。こういうところからニーズを拾ってくるんですよね。
そのほかにも、服薬支援のためのゼリーとかを開発しているみたいです。たしかに、錠剤とか粉薬とか、水を使って飲むよりもとろみがついたジェルの方が飲みやすいかも。苦いクスリが苦くなくなったら最高！なんて考えちゃいます（笑）
最後に、社長さんの経歴がハンパじゃないんですよ。こちらをご覧下さい。クスリの有効成分ではなく、クスリの製剤の研究をずっとされてきた方なんですね。キャリアが半端ない。。。憧れるわ。。。
今回、ブログ書いてて思ったのは、例えば一つの「誤飲事故」っていう問題に対しても、いろんな対応方法とかがあるんだなーって思ったことです。貼付剤にするとか、包装を工夫するとか。このブログは自分のお勉強ブログですが、今回の更新では、色々勉強になることが多かった気がします。高齢者の服薬の事故が少しでも減るといいですね！！
コメント